義将くんの夢には続きがあります。となぜか私が言うwレッツゴーよしまさ!!!
さて、こないだこういう記事を書いたからには、今回触れないわけにはいかないだろう。9月19日放送「お笑いオムニバスGP」(フジ系)の後半コーナー「2億4千万のものまねメドレーGP」に出場したレッツゴーよしまさ、私的には「義将くん」の話である。
まずその前に、私の昔の知人の話をしたい。
その知人には同性の親友がいて、一緒に食事をよく取るほど仲が良かったという。その親友がある年、国政選挙に立候補した。その人は激戦の末に初当選。知人はもちろん親友の当選を自分のことのように喜んだが、同時にあることを考えて泣いてしまったらしい。(もう一緒にごはんを食べたりできないんだ)と寂しくなったのだという。
義将くんのゴールデン番組出演を目にした私は、その知人の気持ちが非常によく分かる。なぜなら私も、彼の雄姿を見て泣いてしまったからだ。
まあ俺は義将くんと食事はおろか、会ったことも姿を直に見かけたこともないんだけどな!!w しょうがねえよ。20年前にホームページ「中島マリ狂」でものまね愛をたっぷり語っていた中学生の子が、テレビで大ブレイクする瞬間を見てしまったんでよー。手の届かない世界へ彼が行った、という感覚に陥ってもうたんだわ。
そしてここでようやく義将くんのものまねメドレーの話に入るw 「ドリフターズ全員集合」と銘打っていかりや長介、加藤茶、志村けん、高木ブー、荒井注、すわしんじ(現・すわ親治)、仲本工事のものまねを郷ひろみ「2億4千万の瞳」のメロディーに乗せて次々と披露した義将くん。
偉そうに感想を書くと、冒頭の長さんのまねは少々慎重に入ったように見えたな。もちろんプレッシャーはあったろうし、あと長さんのしゃべりって「2億-」のメロディーと相性よくなさそうでな。長さんは早口だけどテンポはわりとゆったりしているので、疾走感ある「2億-」のテンポと合わせるの難しそうだし。
ただその後の定番の志村→素の志村(※)の畳みかけは多くの絶賛があるように素晴らしかったし、構成もよく練られているなと思った。私はあえて、義将くんのyoutubeチャンネルを見ずに記事を書いているが、まず間違いなくブーや仲本のしゃべりものまねを彼は習得しているとみている。しかしこの2人に関しては顔まねに徹することでメドレーの内容にメリハリがつき、聞き手に(絶対この人ブーも仲本もしゃべりまねできるやろ。もっとネタを見たいなー)と思わせる効果をもたらす。余韻を漂わせるってやつね。
コーナー司会のアンタッチャブル柴田が、ネタ後も義将くんが繰り出す素の志村のしゃべりに「やめてくれよ!涙出ちゃうから!」と叫んだのはネットニュースになった。ネタ直後の柴田を見ていると本当に泣きそうな感じで表情が引きつっていたので、偽らざる本心から出た言葉だろう。
私はその光景を見て、かつて勝俣州和が語った師匠・萩本欽一の話を思い出した。言うてWikipediaの受け売りだけどw 欽ちゃんが勝俣に「ボケがウケたらどんどんボケろ、ツッコミがウケたらどんどんツッコめ。その繰り返しが大きな波になったら、おまえはスターだよ」と語ったてやつね。
柴田のあの叫びは、義将くんにとっての「大きな波」であり、彼がスターになった瞬間だったのではと私は思う。
さて、こっから見出しに書いたことを書くw
「2億4千万の瞳ものまねメドレー」でビッグチャンスをつかんだ義将くんの夢には続きがある。そう私は確信している。
何かって?
幼少のみぎりより「王座」の熱狂的なファンで、大会ごとに放送されたネタも暗記しているという義将くん。この冬の大会、「2億-」の大活躍を引っ提げて、当然出場を狙っていると思うよ私は。俺が王座のプロデューサーならとっくのとうにオファーかけとるわいw
さて義将くん、10月1日にこれも「ものまね王座決定戦」のディープマニアで知られるクイズ作家・日高大介氏とそのものズバリ、「王座」テーマのコラボ配信をやるという。詳細はこちら。↓
10月1日(土・昼)オールスターものまね王座決定戦を語る会 vol.3 | 高円寺pundit'
絶対、義将くんに「王座の出演予定ないんですか?」て聞く人おるやろうな。あ、僕の中ではもう義将くんが出るの確定しているんでw 吉報を待っておる次第です。いやあ、楽しみだぜ。
(※)私とは違う理由でw、SNSでは義将くんの「素の志村けん」を見て泣いてしまったという声が相次いだ。これだけ多くの人がものまねを見て泣いた、という事象は非常に珍しいのではないだろうか。改めてすごいことやったんだな義将くんは…としんみりしている。