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ENGEI-COMIC SHAMROCK AWARD2021を発表します

 どうもどうも。2022年初の記事となりますw 今年もよろしくお願いします。

 さて恒例の(?)ENGEI-COMIC SHAMROCK AWARDの発表です。毎年毎年、私が好き勝手に芸人の皆さんを表彰させてもらっています。

 MVP、新人王、殊勲賞、敢闘賞、技能賞、そして新設の漫画賞を発表させていただきます。結果は以下の通りです。敬称略。

 

MVP 錦鯉(M-1グランプリ2021優勝)

新人王 ヨネダ2000(M-1グランプリ敗者復活、THE Wファイナリスト)

殊勲賞 たむたむ(ものまね王座決定戦)

敢闘賞 茶々(THE Wファイナリスト)

技能賞 空気階段(キングオブコント2021優勝)

漫画賞 川尻こだま

 

 MVPは漫才師の日本一を決める頂上決戦、M-1の死闘を制した錦鯉に決めました。剛球ストレートの表現がふさわしい長谷川雅紀のボケ、それを自由自在にコントロールする渡辺隆のツッコミ。プロ野球の名バッテリーを見るかのような完成度の高い芸風は、文句なしのMVPと言えましょう。

 新人王は、これも文句なしですね。すい星のごとく現れた25歳と22歳の女性コンビ、ヨネダ2000。「ボケとお手伝い」という聞きなれない任務分担で、ネタをリピート視聴せずにはいられないリズム感重視のネタは猛威を振るい、男性コンビ優位のM-1において敗者復活にまで駒を進める大健闘をしました。今年のM-1は堂々、正面からのファイナリストを期待します。

 殊勲賞は、ものまね芸人のたむたむ。昨年12月の「ものまね王座決定戦」1回戦では十八番である河村隆一(LUNA SEA)の「I For You」を熱唱し、優勝候補のビューティーこくぶを破るジャイアントキリングを果たしました。たむたむはこのほど、同じものまね芸人で綾瀬はるかを持ちネタとする沙羅との結婚を発表。よくよく考えれば、たむたむは公共の電波で「♪心から 君に伝えたい」とラブソングを歌い上げたわけで、あれ事実上の沙羅へのプロポーズだったんでしょうかw 恋人が名人ビューティーを破る姿を見て、沙羅も惚れ直したことでしょうね。

 敢闘賞は、芸歴2年にしてTHE Wファイナリストの称号を得た茶々。ミュージカル仕込みの芝居度胸で、自身は全くセリフを発さないマツモトクラブ的な音響コントを披露し、紅しょうがとの対決に敗れたものの鮮烈な印象を残しました。先日放送された「ダウンタウンDX」(日本系)でも出口の見えないトークで共演者をほんろうする立ち居振る舞いを演じており、今年注目の芸人と言ってよいでしょう。

 技能賞は、審査員が松本人志を除いて一掃された「新生」キングオブコントを制した空気階段に授けます。雑居ビルの火災に立ち向かう、女王様プレイ中の消防官と警察官のコントは優勝にふさわしい熱量と技量を感じました。空気階段にとってKOC決勝は3回目。文字通り三度目の正直を果たした彼らは、技能賞にふさわしいでしょう。

 そして今回、新たに設けた漫画賞。文字通り(こればっか書いて恐縮ですが)漫画界に関わる人に与える賞ですが、栄えある初代の受賞者は川尻こだまとなりました。この人の活躍については、漫画をかじった方には説明不要でしょう。twitterを根城にほぼ毎日1ページ漫画を更新。あるある感、ダメ人間感漂うローテンションな作風には合計で1億近い「いいね」がつき、業界がこぞって食いついて単行本化、そしてアニメ化までされる事態となりました。まさに時代の寵児となった川尻ですが、ブレイクしたこれからの生きざまがどうなるのかに期待を寄せて初代漫画賞を授けます。

 てわけで(?)、もう今年も残り340日となってしまいましたがw、変わらず拙ブログのご愛顧をよろしくお願いします。