「LIFE!」#14(NHKテレビ9月1日放送分)
約1カ月ぶりの放送だが、なぜか放送時間は22分に短縮(午後10時28分開始と3分遅れ、延長なし)。
【プラス車掌】
内村光良→石橋杏奈→星野源→塚地武雅と夏の出来事をテーマに田中直樹がイジる。内容的にはアゲ(内村、星野)、サゲ(石橋、塚地)を繰り返した感じ。塚地扮するイカ大王のラジオ体操企画が都内ロケどまりというのは、地味に痛い暴露だったと思うw
【三津谷×NHKアナウンサー】
リオ五輪特番での特別コントだったそうだが「LIFE!」でアンコール放送。私は初見。
百戦錬磨の内村は、過去にも「やるやら」のフジテレビ川端アナや「笑う犬」の安藤アナなどアナウンサー相手のコントもこなしてきたが、さすがに公共放送NHKが相手となると勝手が違ったか。長野五輪ネタを阿部渉、杉浦友紀両アナに振ったがあまりハネたとは言えず。有働由美子アナに星野ネタで落としたのはさすがだったが。
【「LIFE!」初ライブ】
7月7日、千葉県幕張で行われたライブのダイジェスト。「スーパースター」「妖怪どうしたろうかしゃん」のおなじみキャラの登場や2年ぶり登場の「無敵の男」と「カッツ・アイ」、「イカ大王」と「ゲスニックマガジン西条」のコラボに「うそ太郎」のエピソード0など盛りだくさんの内容だったが、ダイジェストすぎてもうね。もっと深い時間帯やBSでのきちんとしたパッケージで放送した方がいいと思う。
あとおなじみのキャラが登場するたびに歓声がけたたましく聞こえたので、純粋にコントを楽しみたかった現地の人たちは骨だったろうな。うそ太郎のコスプレ4人組の女性には素直に面食らったw
【朋香ちゃん、ぶった切る】
前回のコントで私は石橋演じる朋香ちゃんのキャラ、作品の構成を絶賛していたのだが、この第2作は改悪としかいいようがなく残念だった。
何しろ朋香ちゃんのぶった切り発言を仰々しくカウントダウンする、民放の粗雑なバラエティーのような演出。田中演じる寿司屋の大将の自信作であるネタを口にしての「おいしい!」も、朋香ちゃんのキレのある毒吐きを薄めてしまう作用しか働かないものだ。
朋香ちゃんは石橋にとっての新たな代表作・キャラになると信じて疑わなかった私だが、今作はシリーズ化でスタッフが色気を出して失敗したという印象しかない。