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よっしゃ「4分33秒」ネタでM-1優勝かっさらおうぜW

 漫才日本一を決める「M-1グランプリ」が今年も始まった。4回目の緊急事態宣言を発令するなど、相変わらず時の政府に足を引っ張られている日本の漫才界だが、とにかく8月1日から予選が開始する。

 何千とエントリーしている出場者は本番に向けてネタのブラッシュアップに余念がないだろうが、ことこの時点で私が出場者の皆さんに言っておきたいことがある。←さだまさし

 それは、ぜひM-1予選で4分33秒を原作にしたネタをやってほしい。そういうことだ。

 「4分33秒」は1952年に発表したジョン・ケージの作品。第3楽章からなる作品だが、特色は一切演奏がされないことにある。

 その一例は、この作品から察することができる。楽団が鎮座し、指揮者がいても演奏がされることは一切ない。聴衆のざわつきや、客席の赤ん坊が耐え切れず発したぐずり声が記録されるのみである。

 

 私はぜひ、この「4分33秒」を原作にした漫才をものにしたコンビが、予選に切り込んでほしいと切に願ったw 昨年のM-1グランプリ2020は。優勝したマヂカルラブリーのネタが「あれは漫才なのか」と論争を引き起こしたわけじゃん。

 もし今年のM-1に出場するコンビで「4分33秒」を体現するコンビがいたとしたら、それはマヂラブなど足元に及ばないレベルの論争が巻き起こると思う。そうした混沌(こんとん)がぜひ起きるべく、M-1コンビは極限まで「4分33秒」を練り上げてほしい。

 あ、「4分33秒」ネタは、ぜひとも2本完成させてほしい。2本ネタをそろえていないと、漫才師日本一を決める大会に優勝できないからね。