日付上はもう明日、キングオブコント2020の決勝戦が開かれる。今年はこの10組がファイナリスト。大会運営側が名付けたキャッチコピーとともに紹介する。ソースはこちらの動画から。
ジャングルポケット 体育会系 宇宙系 劇団系
ジャルジャル 人間味の欠如と充満
空気階段 不可思議世界からの誘い
ニッポンの社長 奇怪なるファンシーワールド
ロングコートダディ 脱力系技巧派マイスター
ザ・ギース コント博士の異常な愛情
うるとらブギーズ キレとコクの芳醇空間
ニューヨーク 隠れ悪意のファンタジスタ
シークレット制度を2年続けていたこともあって、KOCがファイナリストにキャッチコピーを付けるのはひさびさに感じる。ネット上ではコピーに対する評判も上々だが、私のようなひねくれ者はついつい「ボキャブラ天国」（ﾌｼﾞ系）と比べてしまう。
もはやシリーズ放送が終了して20年以上たつ「ボキャブラ天国」だが、出場する芸人を称した「キャブラー」に冠したキャッチコピーは秀逸の一言だった。「不発の核弾頭」（爆笑問題）、「遅れてきたルーキー」（BOOMER）、「地獄のスナフキン」（金谷ヒデユキ）とかね。KOCファイナリストのコピーは15字前後ってところだが、キャブラーの場合は10文字前後に短く収めている分インパクトは大きいと思う。
そこでちょっとお遊びとして、今回のKOCファイナリストに向けて、過去のキャブラーのキャッチコピーからしっくりきそうなやつを選んで当ててみた。以下に並べてみる。山カッコで当て字の読み、丸カッコでコピーを付けられたキャブラーを記した。
ジャングルポケット 電光石火の三重殺〈ﾄﾘﾌﾟﾙﾌﾟﾚｲ〉（ネプチューン）
ジャルジャル きりもみ空中2回転（底ぬけAIR-LINE）
GAG 鋼鉄十字軍（プラスドライバー）
空気階段 暗闇の目撃者（ピーピングトム）
ニッポンの社長 明日を見つめる有限会社（野口製作所）
ザ・ギース 燃えるおたふくソース（ワンダラーズ）
うるとらブギーズ 戦慄の不協和音（フォークダンスDE成子坂）
ニューヨーク 全米チャンピオン（スティーブ＆ジャニカ）
いかがであろうか。自分でやってみて、結構引いていますｗ ただこのチョイス、俺は満足度が高いんだよねえ。←知らんわｗ
特に気に入っているのがニッポンの社長、ザ・ギース、ニューヨーク。ニッポンの社長は、その「社長」に引っ張られて野口製作所をチョイスしたんだが、コアなお笑いファンでも知らんやろうね野口製作所って。「家族そろってボキャブラ天国」の時期に2週登場しただけのコンビ。1週目は小柄な方の光浦靖子の顔まねがウケたが、2週目に挑んだ服部幸應の顔まねはスベる。これ以降、私は野口製作所の姿を見ていない。
ザ・ギースにコピーをあてたワンダラーズは「家族そろって」の後、深夜帯へ再び移動した「続ボキャブラ天国」に登場。2人とも広島出身であることからカープのヘルメットをかぶり、メジャーに昇格した際はカープの応援歌を歌うなど番組を盛り上げた。察しのいい人はもうお分かりだろうが、ギースとはカープつながりでチョイスしたｗ
ニューヨークの「全米チャンピオン」はそのものズバリて感じするわｗ 「黄金」「家族」に出演したスティーブ＆ジャニカは早稲田大学大学院を修了したインテリのスティーブ、グラマー美女ジャニカによる外国人の男女コンビ。初登場でメジャー入りした以降の成績は振るわなかったが、堪能な日本語でチャレンジャー席を盛り上げた。しかしわれながらニューヨーク→全米チャンピオンのハマり具合はすごいと思う。嶋佐さんと屋敷さんは、俺にこの記事でネタにされるために「ニューヨーク」て名付けたんかと勘違いするくらいにｗ
まあちょっと遊びが過ぎたかなと反省しているが、ぜひとも選ばれし10組には最高のたたかいをしてほしいと願う次第である。
