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M-1グランプリ2019ファイナリスト出そろう

 いつの間にやら、M-1グランプリ2019の準決勝が行われ、決勝進出の9組が発表されていた。公式サイトの発表はこちら

 ファイナリストの面々をエントリーナンバー順に並べると、以下の通り。

 

からし蓮根
ミルクボーイ
ぺこぱ
オズワルド
すゑひろがりず
ニューヨーク
インディアンス
見取り図
かまいたち

 

 まず驚かされたのは和牛の敗退である。個人的には、決勝常連の和牛、ミキ、かまいたちの3組のどれか1組は準決勝で落ちるとみていた。中でも和牛は「まあ通るでしょ」くらいに思っていた。ふたを開ければかまいたちが3年連続で決勝へ駆け上がり、和牛とミキの2組が振り落とされたというね。

 予選の動画を一切見てこなかった私にとって、全くネタを見たことがないファイナリストはミルクボーイ、ぺこぱ、オズワルド。旧M-1にも出場実績のあるミルクボーイは、5chのM-1スレで決勝進出が有力視されていたダークホースである。

 ぺこぱは「おもしろ荘」優勝の実績があるが私は未見で、深夜番組「お願い!ランキング」(朝日系)の街レポで忍者の格好した小柄な兄ちゃんがうるさいハンドアクションをしていた印象しかないw オズワルドに至っては、ツッコミが若き演技派女優・伊藤沙莉の兄という情報しか知らなかった。この3組がどれだけ大暴れするか、今から楽しみである。

 

 もっとも驚いたのは、すゑひろがりずの決勝進出だ。彼らのネタを見たのは数年前、今はなき「ぷっ『すま』」(朝日系)である。

 当時の彼らのコンビ名は「みなみのしま」だった。SMAP(当時)の草彅剛やユースケ・サンタマリアの前で彼らが披露したのは、草彅と大熊アナウンサーのBLというw

 草彅と大熊さんが愛し合っている様子を、小道具の鼓を駆使して「つよ『ポン』」「つよ『ポン』」と表現する。その一部始終をユースケがクローゼットwから見ていたという設定で、ネタはこの一言で締める。

「ユースケのサンタマリア号が静かに出航した…」

 

 以上の文を書いたところで面白さは何一つ伝わらないと思うw しかしリアルタイムで見た私はゲラッゲラ笑わせてもらった。と同時に、このコンビが賞レースで評価されるのは困難だろうなとも思っていた。

 そんな彼らがすゑひろがりずとコンビ名を変え、漫才コンテストの頂点たるM-1決勝の舞台に立つなんてのは感慨深い以外の何物でもない。彼らのような芸風のコンビは決勝に勝ち残っただけでもすごいのだから、結果を気にせず持てる力を出し切ることだけに集中してほしい。

 とりあえず、ファイナリストが決まった丑三つ時に書く記事としてはこんなもんですw