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「THE W2018」ファースト対戦結果と優勝者予想

 日付は既にきょうになったが、前年の第1回大会同様、ファーストラウンドと最終決戦の結果、および優勝者の予想を書いておきたい。

 ちなみに去年の予想はファーストラウンド5試合の予想全部的中。そして最終決戦は5人中3人の順位を的中(優勝ゆりやん、2位牧野ステテコ、5位まとばゆう)させるという、われながら満足のいく成績を収めたw

 ただ今年は、前回よりはファーストの予想がしにくいところがある。とにかく各対戦の勝敗と得点(前回同様タレント審査員+一般審査員合計401人が審査すると仮定して)を挙げていきたい。

 

◆ファーストラウンド

第1試合

ゆりやんレトリィバァ321-80あぁ~しらき●

第2試合

●吉住141-260ニッチェ○

第3試合

●根菜キャバレー180-221合わせみそ○

第4試合

横澤夏子251-150紺野ぶるま

第5試合

阿佐ヶ谷姉妹311-90紅しょうが●

 

※第1、第5試合はゆりやん阿佐ヶ谷姉妹の勝利なのはほぼ確実とみている。サンドウィッチマンハリウッドザコシショウの薫陶(くんとう)を受けたカルト芸人のしらきが全国ゴールデンでネタを披露するってのは熱いが、ゆりやんの壁は厚いだろう。

 阿佐ヶ谷姉妹は直近のキングオブコント2018で、女性コンビとして最高成績の準決勝進出を果たした。紅しょうがは、大阪の女性若手漫才コンビとしてチラホラ名前を聞いた程度である。笑いの本場大阪で場数を踏んでいるだろうことで侮れない部分はあろうが、阿佐ヶ谷姉妹の優位は揺らがないと思う。

 第2試合は人力舎気鋭のピン芸人吉住と、ガンバレルーヤの欠場(よしこの病気のため)で決勝に繰り上がり2年連続のファイナリストとなったニッチェ。吉住は与党議員と野党議員の恋愛を描いた1人コントを得意とするらしいが、その手のお堅い設定がどれだけ審査員(視聴者)に受け入れられるかは未知数だ。やはりネタの手数も大舞台の場数も踏んでいるニッチェに軍配が上がるとみている。

 個人的に、一番予想が難しかったのが第3試合。どちらも漫才コンビなので「THE W」初の漫才対決となる。根菜キャバレーは今年のM-1グランプリでは2回戦敗退という成績に終わっている。一方5chのM-1スレでは、合わせみそがライブで絶好調という情報が書かれていた。その情報が客観的ならという希望的観測込みで、私は合わせみその勝利とみる。ただ生放送の漫才ってのは当日のコンディションとか、舞台での緊張がモロに表れやすいので、勝敗を予想しにくいというのが正直なところだ。

 第4試合は横澤と紺野のピン対決。R-1とTHE Wでそれぞれ2年連続ファイナリストと結果を残し続けている紺野だが、ネタのキャッチーさで言うとどうしても横澤にアドバンテージがある。実力そのものは拮抗(きっこう)しているが、試合そのものは大差がつくのではないか。

 

◆最終決戦予想

優勝 阿佐ヶ谷姉妹 131

2位 横澤夏子 110

3位 ゆりやんレトリィバァ 90

4位 ニッチェ 50

5位 合わせみそ 20

 

※合わせみそ、というか第3試合の勝者は間違いなく最終決戦では最下位だと思う。ニッチェも前回と同じ4位止まりかな。阿佐ヶ谷、横澤、前回覇者ゆりやんの三つ巴になるとみている。

 ゆりやんは直近のABCグランプリ決勝でファーストステージ敗退。前回のドラえもんのようないいネタをそろえてはいないという推測と、401人いる審査員の「いや~ゆりやん連覇ってそれどうなん?」という心理が働いて3位に終わると思う。

 そして阿佐ヶ谷と横澤の一騎打ち。横澤のあるあるネタは一定の票を稼ぎそうだが、自虐ネタや歌唱力を交えたネタなどパンチ力を持つ阿佐ヶ谷が競り勝つんでないかなー、という感じである(軽いな)。

 

 ともかく、M-1で唯一の女性審査員である上沼恵美子とろサーモン・久保田とスーパーマラドーナ・武智から女性蔑視発言を受けるというニュースが駆け巡った直後だけに、今回のTHE Wの行方は注目すべきものがある。今年は医科大学女性差別問題もあったしね。

 もし来年もTHE Wをやるならだが、そのときは決勝戦の審査員に上沼を呼んでほしい。M-1勝戦では、上沼の審査コメントを聞いた出場者がセット裏の控室で嘲笑した場面もあったという。上沼を舞台裏で嘲笑する女性芸人などいないだろうし、また彼女を呼べば大会の格が飛躍的に上がる。ぜひとも大会関係者は、来年もやるなら検討してほしい。

 ともかくTHE Wの2代目女王が誰となるかに目が離せない。