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「青春時代」の森田公一はさらば青春の光・森田にそっくり!w

 森田公一とトップ・ギャランの名曲「青春時代」を久しぶりに聴いてみた。動画は彼らが唯一出場したNHKテレビ・第28回紅白歌合戦(1977年)から。

 

www.youtube.com

youtubeから)

 

 私は幼少の頃より「青春時代」をちょくちょく聴いていた記憶がある。当時は、子ども心に「俺が生まれる前の古い曲なんだろうな」と思っていた。当時放送していた「スター誕生!」の審査員で森田公一を知ったこともあり(私は司会の萩本欽一ファンで好んで見ていた)、「審査員をやるほどえらい人の歌なら、さぞ昔の曲だろう」と考えていたのかねえ。自分の話だけどw

 だから後年「青春時代」が1976年発表と知って、少し驚いた。私が生まれて数年、保育園に入る前のリリース。俺の耳に入ってきた「青春時代」は、当時の流行歌として世間に流れていたってわけだな。

 

 そして上記の動画を見直す。当時の紅白の持ち時間の少なさ(2分程度)もあってか、メロディーの疾走感が半端ないw それを踏まえた上で、森田公一の演奏・歌唱に込められたエネルギーには圧倒されてしまう。希代の作詞家・阿久悠が森田に当て書きしたんじゃねえのと思うくらい、青春に葛藤する主人公と森田が一体化しているような錯覚を覚えた。

 

 また動画を見ていて、あることに気づいた。森田公一って、さらば森田にそっくりじゃね? と。

 さらば森田とは、キングオブコント2012準優勝、M-1グランプリ2016で4位をマークしてきた実力派お笑いコンビ・さらば青春の光森田哲矢のこと。森田公一とは見ての通り同姓である。さらば森田は1981年生まれなので、彼が森田公一に似ていると書いた方が的確かな。ついでに書くと、現在のさらば森田より「青春時代」を発表した当時の森田公一の方が年下(36歳)だったりするw

 

 個人的にだが、両者は顔よりも声がよく似ていると思う。上記の動画に戻るが「♪卒業までの~」の歌い出しが、特にさらば森田と似ている。コントでツッコミするときに張り上げる声とね。

 森田公一の膨らみと張りのある美声ってのは、なかなかものまねする人いないんじゃないかな。清水アキラが1994年秋の「ものまね王座決定戦」(フジ系)準決勝で「青春時代」を歌い彼をまねたが、得点は93点と振るわなかった(勝負は1点差で斉藤ルミ子に勝利)。

 そういう意味で森田公一のまねってのはレア度が高い。なので、ぜひさらば森田にはものまねで「青春時代」を歌ってほしいと願うw

 

 このほど放送した「ものまねグランプリ」(日本系)で、M-1グランプリ2018王者の霜降り明星が優勝し、賛否両論が渦巻いている。是非はともかく、その賛否両論を呼んだ理由は「漫才ネタにものまねを足した」という手法があるのではと思う。

 霜降り明星のボケ担当でありものまね担当のせいやは、ラジオ番組でコロッケへのリスペクトを表明したらしい。それならあえて粗品のツッコミに頼らず、自身のものまね1本で見せる、聴かせるこだわりを持ってもいいんじゃないかなあ。そのスタイルを貫いて優勝すれば、説得力が違ったと思う。私淑するtwitterアカウント「ものまね研究会」さんによれば、せいやのものまねは優勝レベルになかったらしいが。

 

 (ものまね研究会さん @monomane1105 5月8日のツイートから)

 

 話が脱線してしまい恐縮するが、霜降り明星の件を見ていると「本業のネタに頼らず、似せ方の完成度で楽しませてくれる非ものまね専業の芸人」は需要が大きいのではなかろうか。てなことを考えてしまったので、ぜひともさらば森田は森田公一とトップ・ギャランの「青春時代」のものまねにチャレンジしてほしいと重ねてお願いさせていただくw