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「イッテンモノ」(朝日系)に志位和夫日本共産党委員長のゲスト出演を所望します

 もうすっかりお忘れの方も多いと思いますが、初めはこの話題からです。といっても、つい1カ月少し前の話ですが。

 ウーマンラッシュアワーが「THE MANZAI」で見せた社会風刺漫才は、大きな賛否両論を巻き起こしました。多くの著名人がそのネタにSNSで言及しましたが、中でも異色だったのが日本共産党の委員長で衆院議員9期を務める志位和夫氏のtwitterでしょう。

 (志位和夫2017年12月21日のtwitterから)

 まあそれ以前に「志位って誰?」な方も少なくなかったでしょうがw、まあ共産党をこのかた25年支持している私もこのツイートには驚きましたね。当初はなりすましを疑ったほどですwなぜかと言えば、これまで志位が漫才とかコントとか、日本のテレビでおなじみの演芸に言及した覚えがなかったものですから。

 いや、お笑いとの接点があったにはあったんです。2013年には、風刺コントの雄であるザ・ニュースペーパーのメンバーと「しんぶん赤旗」日曜版の紙上で対談したことがあります。その対談で志位は「寅さん(ご存じ映画「男はつらいよ」主人公)が好き」だと話していました。

 また、志位は三谷幸喜作で舞台や映画にもなった「笑の大学」の熱心なファンであり、セリフも覚えるほど作品を見直したなどと過去の「しんぶん赤旗」での対談で明らかにしております。寅さんとか三谷とか、要は喜劇が好きなんでしょうね。一方、5~6年前、先代の林家三平の 妻である海老名香葉子さんとの対談では「寄席に行ったことがない」と告白しており、古典芸能への興味は薄いと言わざるを得ないでしょう。

 

 と、ここまで志位の側の事情を一共産党支持者としてつらつら書いてみましたが、結局は彼のツイートはウーマンの漫才同様に賛否両論を呼ぶ羽目になりました。まあそうでしょうね、突然でしたもんw

 そしてネットニュースで志位のtwitterが取り上げられ、否定的なコメントが列挙されるに至りました。

www.buzznews.jp

(buzznewsから)

 まあはた目から見て反発が起こるのも無理はないとは思いますが、ここで引っかかったのは「共産党がネタにされても同じこと言えますか?」ってやつですね。正直言ってこれには異議を唱えざるを得ません。言ったやつは当然共産党の支持者じゃないんでしょうが、もしこの人が自分の支持政党―たとえば自民党―を漫才でディスられたら、絶対キレるんじゃねえのと私はみています。実際、自民党の支持者(いわゆるネトサポ)ってどれだけ森加計や米軍基地などの問題が起ころうとも与党の擁護に固執しているわけですし。

 少し脱線してすいませんが、共産党を漫才のネタにしていいのかという話でしたね。私は、どんどん共産党をネタにしてほしいと思っています。ただし、その際は誤解や偏見の入っていない、正確な情報に基づいたネタをしてほしいなと。

 ほら、共産党と聞くとパッと頭に浮かぶイメージがありませんか。中国とか旧ソ連とか北朝鮮とか。あのへんの国と仲がいいみたいな誤解というかデマ情報が昔から与党周辺を起点に振りまかれていますけど、実態はまるで逆なわけです。以下は2013年に書かれた、日本共産党に対する疑問へのQ&A記事です。

「こんどは共産党かな? でも...」というみなさんへ 共産党AtoZごらんください - 特集

日本共産党のホームページから)

 まあ一朝一夕で日本共産党への偏見や誤解が解けるとは思いませんが「共産党をネタに…」という声があるのなら、これを奇貨として「共産党の姿を正しく知ってもらう漫才」があっていいんじゃねえのというのが、私の思いです。

 そこで出てくるのが「イッテンモノ」(朝日系)です。タイトルに掲げた名前がようやく出ましたねw

 「イッテンモノ」は千鳥、サンドウィッチマン三四郎という名の知れた漫才師がMCを務める(彼らにゲストMCとして1組漫才師が加わる)深夜バラエティー番組です。4組の芸人がゲストの俳優やタレントを迎え、経歴や趣味などをトークで取材。番組のラストでゲストの指名により1組のコンビが決められ、取材で得た情報を基にわずか10分でゲストのための「イッテンモノ」の漫才を披露するという内容で、私のいま最も好きな番組の一つです。

 私はぜひ、この「イッテンモノ」に日本共産党志位和夫委員長がゲスト出演してほしいと思っています。そして千鳥、サンド、三四郎らと丁々発止のやりとりをしてもらい、志位への「イッテンモノ」漫才をオーダーしてほしいですね。

 個人的には、事実に基づく情報ならなんぼでも共産党志位和夫をイジってもらって結構です。たとえば志位が弱冠35歳で就任した若き書記局長時代に披露したジーンズ姿の写真とかねw

 (@woodstock0130さんのtwitterから。日本共産党の機関紙『グラフこんにちは』=現在は休刊=の画像)

 そういうわけで「イッテンモノ」制作スタッフの皆さん、ぜひ日本共産党委員長志位和夫の出演オファーのご検討を何とぞよろしくお願いします。