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「空想大河ドラマ 小田信夫」#2(NHKテレビ2月11日放送分)

レビュー

 今回は最初から見ることができた。しかし15分番組なのに無駄に重厚な(褒め言葉です)オープニング作ったんだな。時代考証とか一切「なし」とデカデカ見せるテロップの思い切りも「空想」と銘打ったからこそと言えるか。

 今回は黒田方との戦で討ち取った生首に高笑いした小田信夫(堀内健)が、寝室でその生首に怯(おび)えて眠れないという手堅いスタート。前回話題をさらった廊下ぐるぐるの再来か、布団の周りを信夫と柴田勝夫(原田泰造)が回るくだりは少々欲張りすぎな気がしたが。てか瓜を生首に偽装するなんてのは、同じNHKの「タイムスクープハンター」で見た気がしないでもない。

 物語は結成20年を優に超すお笑いトリオ・ネプチューンのゆるゆるな会話劇で進むと思わせて、先の生首話から明智充(名倉潤)による信夫の入浴に付き合わされる侍女の内部告発、果てはささいな言い争いの末に勝夫が白装束で切腹に臨む。その矢継ぎ早な展開にはうなるものがあるし、間に挿し挟まれる大仰なBGMのもとで堀内、原田、名倉の荘厳な顔アップが映されるのは古き良き大河を感じさせるものがある。少しね。

 第2回は意表を突くオチを仕掛け、後の明智の謀反を暗示する小西真奈美(信夫の正室お毛役、今回は顔出しなし)のナレーションで幕を閉じる。「あーもう折り返し地点か、残り2回かあ~」と思わず天を仰ぐほど続きが気になる作品だ。絶対に続編を作ってほしいし、そのためにきっちりと空想大河ドラマの後半戦を見届けようと思う。