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キングオブコント2016決勝戦感想その6

☆ファイナルラウンド

かもめんたる

 ある意味、だーりんずの「童貞」連呼コントよりヤバい作品。

 う大の演じる長距離トラック運転手のカツラ、持ちギャグらしき「冗談ドンブリ~」の連呼で見ている私は「う大は気難しいが根は優しい運ちゃんを演じているんだな」と勝手な先入観を抱いたのだが、とんでもなかった。

 コントの後半は、コントを見ているのかサイコホラー映画を見ているのか一瞬分からなくなる錯覚を覚えた。う大が運転席の下から慣れた手つきで白飯のドンブリを持ち出すシーンは、サイコ感半端なかった。「性癖」というワードで笑いを取れたのが奇跡的に思えたほどだ。だーりんずの「童貞」ワードがあの惨状になっただけに。結果はともあれ、王者の座にあぐらをかかないアグレッシブな作品を披露した姿勢はインパクトを残した。

 得点は439点、1stとの合計は883点。私の採点は89点。

タイムマシーン3号

 演技未経験の男性(関太)が友人(山本浩司)とのセリフの読み合わせで眠れる才能を開花させていく。1本目と似た構成のコントだが、どこかで既視感を覚えていたら思い出した。

 タイマの事務所の先輩・土田晃之対馬盛浩とのコンビU-Turn時代に披露していたコントだ。土田演じる少女テルナがオーディションを受ける。ディレクター役の対馬から、流れるT.M.Revolutionの楽曲に即座に振り付けをするよう指示されるのだが、テルナはイントロの間は全力で拒否。しかし西川貴教のボーカル「♪恋の中にある…」がかかると急にテルナは振り付けを始め、かつ完ぺきに踊りこなす。曲が変わって当時放送していた「武富士」のCMメロディーが流れ、細川直美の奇妙な振り付けも完全コピーし、対馬を驚嘆させたというコントだ。

 思い切り説明が長くなってしまったがw、関が勝ちどきを上げるセリフでなぜか複数の「オオー!」が聞こえてくるなど、こちらとしてはU-Turnを懐かしく思える内容だった。冒頭、山本の牧師のような抑揚でのセリフ読みが印象強く、こちらを掘り下げる展開…山本も関に引っ張られて演技が上達するような…があってもよかったかもしれない。

 得点は448点、1stとの合計は893点。私の採点は90点。

 

 続きます。