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キングオブコント2016決勝戦感想その2

☆ファーストラウンド

 

かもめんたる

 2013年大会の覇者、3年ぶり3回目の決勝戦出場で初のV2をもぎ取りに来た。

 満を持して(?)、決勝戦で披露するネタ通算5本目にして槙尾ユウスケが女装姿を披露しコントに臨んだ。

 岩崎う大演じる彼氏が、遠距離恋愛の彼女(槙尾)のもとへ「念」を飛ばし、漂いながら姿を見せる。既視感を覚えるくだりだが、あれだ。「鈴木先生」だよ。恋人の麻美さんが鈴木先生の元へ「生き霊」を飛ばしたってやつな。あれ思い出した。

 漫画ではよくある表現を実写コントで正面からやり切る、かもめんたるらしい大胆な意欲作と言えよう。なぜかはしゃぐう大の姿も、このコントだから見られるという新鮮味を覚えた。

 王者たるものが設定だけで力尽きたわけではもちろんないだろうが、ネタそのものはこれから面白くなりそうなところで唐突に、かつ意外性に乏しい終わりをした印象。それとは別に、念のう大(どういう表現だ)が槙尾にエアの花を贈るくだりがあるのだが、遠距離恋愛の設定を生かしてご当地(大阪だっけ)の名産品をエアで贈るとかやってほしかったなと。

 審査員の得点は合計444点。私の採点は90点。

 

かまいたち

 決勝戦は初出場。突然首がカクンと落ちるあのマジックで、仮面とマント姿の濱家隆一が拘束した山内健司を1週間以上苦しめる。

 あのマジック結構簡単なんだなと思いつつ、中盤もダレることなく楽しめたと思う。やらないパターンとか山内のTシャツをいじるくだりとか、普段ボケ担当の山内の小気味よいツッコミと相まって、繰り出されるギャグを満遍なく味わえた。

 あと見ていて印象に残ったのは、濱家のマント姿が異様に似合うこと。背が高くて足が長い、シルエットだけなら芸人界随一ではないか。濱家のマント姿のミステリアスな雰囲気も、コントの面白さを引き立てる重要な要素だったと私は思う。

 濱家にはぜひ、団次郎(現・団時朗)が怪人二十面相に扮した40年以上前のドラマ「少年探偵団(BD7)」のリメイクで二十面相役をやってほしい。そして最終回で正体を明かして、小林少年に「あっ、かまいたちの濱家!二十面相の正体は濱家だったんだ!!」と驚愕してもらいたいw

 審査員の得点は合計458点。私の採点は91点。

 

 続きます。