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キングオブコント決勝進出者一覧をみる

 今回で9回目の開催となるコント師の甲子園。決勝進出の10組は以下の通り。

 記述はエントリー番号順、カッコ内は結成年(公式サイトによる)。

ライス(2003)初

かまいたち(2004)初

タイムマシーン3号(2000)初

ジグザグジギー(2008)3年ぶり2回目

ジャングルポケット(2006)2年連続2回目

かもめんたる(2007)3年ぶり3回目

だーりんず(2011)初

ななまがり(2007)初

しずる(2002)4年ぶり4回目

ラブレターズ(2009)2年ぶり3回目

 

 初出場は半数の5組だが、私のようなお笑いに精通していない人間でも聞いたことのあるコント師の名前がずらりと並んでいる。ライスなどは「あれまだ決勝来ていなかったっけ?」と思った。

 個人的には、タイムマシーン3号ジグザグジギーという今はなき「オンバト+」(NHK)の歴代チャンピオンがそろい踏みしたことにニヤリとする。タイマはオンバト+の2代目チャンピオンに輝いた際、ツッコミの山本が「僕たちオンバトの亡霊と呼ばれて…」と自虐的な優勝コメントを残していた。

 タイマと言えば、昨年復活したM-1グランプリで芸歴15年目のラストチャンスをi 賭けて決勝に挑むも、敗者復活のトレンディエンジェルにかわされ4位に沈んだ姿が記憶に新しい。M-1にリベンジできなくなった彼らだが、翌年に芸歴制限のないキングオブコントでまたきっちりと決勝までのし上がってくるのには、再び彼らの「亡霊」感を見いださないわけにはいかない。なんのこっちゃ。

 

 さて大会の優勝者予想だが、本命・対抗・ダークホース・大穴の順でこれらの組を推しておきたい。

本命:しずる

対抗:かもめんたる

ダークホース:ジグザグジギー

大穴:かまいたち

 本命は久々の決勝となる、しずる。各所で大会準決勝の観覧者の感想を眺めるに、相当設定も展開も練られたネタを繰り出し、会場でダントツの受けをかっさらったとのこと。ファーストラウンドで評判通りの高得点をたたき出せれば、そのまま悲願の初優勝もあり得ると思う。

 対抗は、かもめんたる。言わずと知れた2013年大会の優勝者で、当然V2には見る側のハードルをどう超えるかにかかっている。多彩なコントを持っている彼らだけに、ファーストラウンドで上位につければ十分逆転優勝も見えるだろう。

 ダークホースは、ジグザグジギー。3代目オンバト+チャンピオンという経歴を持つ彼らだが、2013年のキングオブコントでは「握力」ネタで「心が折れた」とお笑い通を心配させるほどの醜態をさらしてしまった。ここ1年はネタ作りそのものも苦労していたようで、事務所の先輩内村光良が審査委員長を務める「こそこそチャップリン」(東京系、現在は「じわじわチャップリン」)でもなかなか勝ち抜けずツッコミの池田は苦悶の表情を見せていた。そうした苦労を晴らしてほしいという意味で、彼らをダークホースに推そうと思う。

 大穴は、かまいたち。首都圏在住の私はよく知らないが、彼らは今年の歌ネタ王の優勝者らしい。そういう勢いとは別にして、私は彼らに大きく期待することが一つある。

 それは、決勝のファーストラウンドで5位以内に残れば(前年のルールをそのまま適用するならだが)、かまいたちにやってほしいネタがあるからだ。それは「ホームルーム」のネタである。

 知らない人のために詳細は書かないでおくが、初見の方は悲鳴を上げること間違いなしの名作コントである。このネタは、伝説の演芸番組「あらびき団」(TBS系)でいくつものバリエーションが繰り出され、司会のレフト藤井とライト東野を戦慄(せんりつ)せしめた。

 あらびき団と言えば、今年のR-1ぐらんぷりは「キングオブあらびき」という称号を頂いたハリウッドザコシショウダントツの優勝を果たした。そのラインで語れば、あらびき団で名作コント「ホームルーム」を繰り出したかまいたちキングオブコントの栄冠を得るという展開は非常に説得力があるものとは言えまいか? いや、やはりそれは強引すぎるか。

 そんなこんなで、来月のキングオブコントが待ち遠しい次第であります。(適当)