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「LIFE!」#8(NHKテレビ6月9日放送分)

◆うそ太郎

 押したいキャラなのは分かるが、前回とのスパン短すぎね?田中直樹のゲスじゃない記者役がそこそこ新鮮だったくらいで、特筆すべき部分は見当たらず。ラストのほのぼのシーンもデフォじゃなかったし。

 むしろ今後は店のセット出てロケコントやると良いのではないかと思ったりする。

◆仕事は恋のように

 仕事と恋は共通点あるようなないような…というコントの着眼点は非常によく感じるが、いろいろ演出上で惜しいなと思うコント。吉田羊のキャラはもっと謎めいていても良かった。塚地武雅星野源の同僚もしくは上司の設定のようだが、全然見ず知らずの女性として入ってくるとかね。

 あと星野が恋焦がれる(違う)相手の柏木部長、50歳代だとちとネタが弱いように思う。仲代達矢加藤剛のような渋いおじさんかもしれない(たとえ古い)。リアリティー薄まっても、70歳超えた会長が相手とかに設定すればもっとストレートに笑えたかなあ。

◆シャッフルコント・囲み取材

 内村光良たっての熱望で決定したシャッフルコント。とにかくまあ、ゲスニックマガジン記者に扮した内村の芝居の熱量がすごい。

 セリフボケ表情ボケ動きボケ、ありとあらゆるタイプのボケが間を詰めてポンポン放り込まれる。「いーい仕事だあー!」の決めゼリフでシャクレアゴを決めるなど芸の細かさよ。田中はじめ臼田あさ美、塚地、星野も内村の力業で完全に笑いの決壊が崩壊していた。これがコメディアンというもの。若手芸人は録画しとけよw

 しかし今回の田中は記者したりカメラマンやったり忙しいなw

◆テイクオフ

 空港コントに柄本佑が客演。父親は言わずと知れた、志村けんとの芸者コントでお笑い史に名を残す柄本明だが、カエルの子はカエルだったな。

 披露宴出席のために高知へ行きたい夫婦(内村、西田尚美)のクレームに真摯な姿勢で答える(結局は「調整中」の一言でよけい内村らをいらつかせる)、呆れて空港を出ようとする内村らを額に汗浮かべて全力で引き留める演技は、コント初挑戦なら上出来と言えよう。ドラマ以上に真剣に演じれば演じるほど、コントはおかしみが出てくることを理解しているってことだからな。

 柄本もさることながら、このコントはエキストラももう1つの見どころだ。

 内村が柄本にクレームを入れる後方で、女性職員に怒鳴っているらしき男性の後ろ姿、内村・西田夫妻とともに抗議の声を上げる群衆など、空港という多数の人が往来する騒々しい舞台でのコントで、絵面を引き締めているのがいい。

 オチはそれまでの「あーこういうクレーム対応あるある」てなオーソドックス系の流れから、あまりにもバカバカしい着地点なのにはかえって新鮮味を覚えた。柄本に背負われて空港を出ていく内村、2人に戸惑いながらついていく西田の姿をキツネにつままれたような表情で手を振って見送る白髪のおっさんエキストラが微妙にツボった。

 シチェーションおよびゲストを変えて、もう1回新作を見てみたいコントである。

 

 しかし「LIFE!」で見た柄本佑は、これまでどのドラマで見てきたよりもカッコよかったな。背が高くて手足が長いからスーツが映える映える。結婚(妻は安藤サクラ)して男前になった感がある、中尾明慶もそのタイプだよね(彼の妻は仲里依紗)。なんだったら、次期シリーズで二枚目枠の新レギュラーになってもいいと思うよ。この私が太鼓判を押す。まあ私が押してもしゃあないけどw