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「さんまのお笑い向上委員会SP」下(フジ系5月7日放送分)

 爆笑問題太田光へのクレーマー芸人として登場した相方の田中裕二。1回目の登場時はさんまとの絡みにリクエストがかかり、再び舞台袖から出てきたら太田にいすを投げつけられサイレント状態で怒り、仕切り直しの登場3回目ではネプチューン堀内健からタオルを投げつけられこれも無言でいすをぶん投げながら堀内にトーキックをかまそうとするというねw観客に絡む悪役レスラーかよとww

 このくだりは予告映像で頻繁に使用されており、ネットでは「嫁の山口もえや愛猫の悪口を言われたからでは?」などという推測が飛び交っていた。ふたを開ければ、いすやタオルを投げつけられたからというねw

 しかしこの一連の田中の暴れっぷりは、昔のボキャブラ天国を思い出した。放送時間帯がコロコロ変わった番組だが、ゴールデン帯で放送していた「黄金ボキャブラ天国」(1997年10月~98年3月)の最終回で、爆笑問題のライバルと目されたBOOMERの伊勢が司会のヒロミとたどたどしいトークをしていると、いきなりひな壇の横の席にいた太田が無言で平手打ちをくらわす。逆上した伊勢はその場で太田の胸倉をつかみ揉み合うプロレスを実行。そこへ出てきたのが田中で背後から伊勢の襟首をつかむと、無言でその金髪頭をひっぱたくのであった。もちろん体格差はいかんともしきれず、奇声を発しながら反撃する伊勢に田中はマウントを取られ、上からおしりペンペンされるという混沌とした結末を迎えた。

 今回の田中のサイレントな怒りの発露は、20年前のボキャブラ天国での田中のキレっぷりを十二分に思い起こさせるものであった。もともと爆笑問題において、伊集院光など近しい芸人から「太田よりヤバい」という定評を得ていた田中であったが、今回「戦場」たる向上委員会で、その鋭い切れ味を披露したという点で非常に感慨深いものがあった。

 贅沢を言うならば、登場時のインパクトを超えるほどの田中いじりが本編ではなされなかったという点か。千原ジュニア鈴木福絡みで田中の鬼エピソードを暴露していたが、二の矢三の矢が即座に欲しかったところだ。つくづく伊集院がこの場にいなかったことが悔やまれる。太田が変な声を発したのを「出川ものまね」といじられ、その際の太田の心境を田中が的確に言い当ててみせたのはさすがだったが。

 今田耕司と太田の即興阿佐ヶ谷姉妹とか、太田からの度重なる「なあ宮迫!」とか、お笑いの好きな人間ならヒリヒリするような名場面が見られたのは十二分に評価したいところだが、スペシャル1回分だけの収録なのは返す返すも残念であった。

 本編で何回も「27時間テレビ」の話題が出ていたが、果たして爆笑問題の2人は無事に出演できるのか注視したいところである。

 それにしても井戸田、閉店オーディションまですげえ空気だったな。