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デビューは「8時だョ!全員集合」! 吉川晃司「モニカ」

 今回取り上げるのは吉川晃司。1984年、デビューシングル「モニカ」で彗星の如きデビューを果たした彼だが、この曲の初披露があの「8時だョ!全員集合」(TBS系)というのは、知らなかった人も多いのではないか。つか私もこのほど知ったw

 

【TV初出演】モニカ(1984年)/吉川晃司 - YouTube

 

 上記の動画は吉川が「全員集合」で初めて「モニカ」を歌った映像である。毎週生放送の「全員集合」で、この回が放送されたのは1984年1月中旬のこと。「モニカ」が発売されるのは翌2月なので、発売前に吉川は「全員集合」見たさに来た観客の前で歌ったわけだ。まさにお宝映像である。

 しかし私は、この吉川の雄姿を全く覚えていなかった。「全員集合」の大ファンであり、土曜の夜は「クイズダービー」に続いて毎週このお化け番組を視聴していた私だが、この吉川の初「モニカ」の舞台が「全員集合」だとは記憶になくて。単なる記憶力の後退かもしれないが。

 私はずっと、初めて吉川を見たのが「ザ・トップテン」だという認識であった。確か初っ端の10位での登場だったと思う。歌唱中の巻き舌も独特でさることながら、絶大なインパクトだったのが歌唱終わりでのバック転だった。「全員集合」ではやっていない芸当である。

 これは私の想像だが、「トップテン」を見た当時のジャニーズ事務所は「やべーよこれ」と危惧しただろうなw シブがき隊はバック転できなかったし。

 

 ひるがえって、上記の吉川の「全員集合」出演映像を見返す。オープニング、吉川は他の出演者と同様に「全員集合」と書かれた法被を着て「エンヤーコーラヤ」の振り付けをこなしている。エンディングでは「モニカ」を歌った衣装のままで「ババンババンバンバン」をやっていた。動画をアップした方によると、後半のコントにも吉川の出演はなく、オープニングとエンディングを除けば歌だけの出演だったらしい。

 しかし、そうした事実関係を差し引いても、吉川の「エンヤーコーラヤ」と「ババンババンバンバン」が貴重映像であることはいささかも揺らぎがない。今からでも、この話の舞台裏を吉川に聞きたくてしょうがない。どういう心境で吉川は「全員集合」に出たんだろうなと。

 この回の吉川以外のゲストは郷ひろみ中森明菜山口由佳乃。男性アイドルの大先輩たる郷、同年代のスーパースターの中森が出るとあって仕方なく出たのか、本当はノリノリで事務所が許せば笑いの王様、ドリフと一緒にコントがやりたかったのかとかね。まあ吉川が当時所属していた渡辺プロは、彼を売り出すために心血を注いだという。そのデビュー曲の初披露の場が、ナベプロが輩出した笑いの王様ドリフの看板番組「全員集合」だったと。この事実一つに、ため息をついてしまうのが正直なところだ。

 

 吉川に関しては今回の記事1本だけでは語り切れないので、今後も折に触れて拙ブログで取り上げたいと思う。あと同年デビューのチェッカーズもだなw

「ENGEIグランドスラム」トレエン斎藤さんの米津ハゲん師「Pemon」(3月30日放送)

 拙ブログが当初つけていた名前「ENGEI SHAMROCK」は、多分に「ENGEIグランドスラム」(フジ系)を意識していたところがある。なのでこの番組をレビューするのは少し緊張する。←なんで?w

 

 つってもレビューするのはトレンディエンジジェル斎藤さんが披露していた米津玄師「Lemon」の替え歌。これを知ったのはネットニュースで炎上していると聞いたからw

 それで該当の動画をチェックしてみた。そしたら批判の是非はともかく、そのステージ演出にはうならされた。エンターテイメントとして、ほぼ完ぺきな出来だったのではないかと。

 

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 まず斎藤さんの替え歌「Pemon」を書き起こしてみると、以下の通り。

 

夢ならばどれほどよかったでしょう
未だにあった頃を夢にみる
忘れた物を取りに帰るように
増えると噂の薬を買う

戻らない幸せがあることを
毎朝 鏡が教えてくれた
言えずに隠してた広いおでこ
前髪なけりゃ永遠に広いまま

きっともうこれ以上 生えることなど
ありはしないとわかっている

あの日の寝ぐせでさえ あの日の抜け毛でさえ
そのすべてを愛してた たまとともに
頭の形を見て言われた
「レモンみたい、キモ。」
ギャルにハゲいじられても動じない

髪乾かしても5秒で終わり
今ではあたまがわたしの

 

 いかがであろうか。青字で強調したのは原曲の歌詞をそのまま生かした部分である。

 私自身も替え歌が好きでよく作るのだが、その際に心がけているのは「原曲の歌詞をなるたけ生かす」である。そうしてこそ替え歌部分とのギャップが出て面白みが引き立つ…と考えているのだが、果たしてこの「Pemon」も最大限に原詞を生かしている。

 

 そもそも原曲の「Lemon」は、米津が自身の祖父の死をモチーフに作られたと言われている。二度と戻ってこない人への哀悼を歌った切ない名曲だが、この「なくしたもの」というテーマを斎藤さんは「髪の毛」に当て込んだ。

 人の命は失えばもう戻らない、毛根も失えば髪の毛はもう戻らない。その点から、「Lemon」は薄毛の人をテーマにした替え歌と非常に相性がいい。そしてそこに目を付けた斎藤さんの勝利と言えよう。

 

 替え歌は原詞を最大限に生かしているだけでなく、そのアレンジ部分も面白い。大サビの「レモンみたい、キモい。」は大胆なアレンジを施した感じだが、「そう来たか」という意外性とともにインパクトがあった。

 ただ注文を付けるならラストかな。「今ではあたまが私の誇り」だが、ここは「私の光」と原詞を生かしても良かったように思う。まあ個人的な意見です。

 

 替え歌以外にも「Pemon」は紅白歌合戦のステージの再現、ダンサー五十嵐結也氏の「ペッ」、そしてサビからの相方・たかしをはじめとしたキャンドルパフォーマンスと見どころがふんだんに盛り込まれていた。そういえば斎藤さん自身も、本家に合わせて目元に付けぼくろをしていたのがジワジワ来る。素晴らしいパフォーマンスだった。

清水ただし国会復帰記念!wバナナの叩き売り映像

 年度末の国会界隈に大きな衝撃を与えた、3月31日の日本共産党の緊急記者会見。参院議員1期、衆院議員4期の実績を持つ日本共産党宮本岳志衆院議員が、職を辞して大阪12区補選(4月9日告示、21日投票)に挑戦する。その報には、落語家の立川談四楼師匠もうなるなど、好意的に受け止められている。

 

 宮本氏の抜けた後の議員の欠員はどうなるかという心配もあろうが、宮本氏は比例選出のため、前回選挙で比例順位のすぐ下だった清水ただし(忠史)さんが繰り上げ当選となる。清水氏は2014年の総選挙(共産党は21議席に躍進)で初当選し、約3年間衆院議員として活動していたので、1年半ぶりの国会復帰である。

 

 その記念というのもあれだが、ここで1本の映像を紹介する。この映像が撮られた日付はちょうど5年前の2014年4月5日。舞台は、さいたま市で「まるごと共産党」と題した日本共産党の演説会なのだが、ここにはるばる大阪からやってきた清水氏が「バナナの叩き売り」を披露している。司会も律儀に「バナナの叩き売り」と紹介しているのが、後からジワジワ来るw

 

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 すっかり清水氏の紹介を忘れていたが、彼は元松竹芸人である。同期はますだおかだにオセロと錚々(そうそう)たるメンバー。「ツインタワー」という漫才コンビを組んでいた。

 阪神大震災(1995年)のボランティアを機に共産党に入党。大阪市議1期を経て国政に挑戦するが、上記の動画は衆院議員に選ばれる約8カ月前のものである。

 

 叩き売りの持ち時間は20分弱。清水氏は巧みな弁舌で後期高齢者医療問題、ブラック企業問題などをネタに会場の笑いを取る。実は後期高齢者の話題で、75歳になる人の生年を1年間違えているのだが、それはご愛敬と受け取ろう。

 しかし方々で言われていることだが、やはりしゃべりがうめえな清水さんw そら元芸人だから当たり前と言えばそうだが、民医連の医者にかかるくだりで「運動はしているのか」「赤旗読者拡大など…」は共産党の演説会では鉄板中の鉄板であろう。俺の大学時代も、腹のたるみを指摘された左翼学生が学生運動をやっているから」と強弁していたことを思い出すわいw

 そして清水氏は副首相・麻生太郎氏のものまねも披露。現書記局長のYouTuber小池晃も持ちネタにしているが、まあまねしやすいよな麻生は。清水氏の麻生ものまねは「漢字が読めない」ネタ(ex.「内部留やす」)をも取り入れており、元芸人ならではの細やかさがある。

 清水氏はTPP問題も語っているが、ここで「DHC」ネタを入れている。知っている人も多いだろうが、DHCは昨今ヘイト番組「ニュース女子」のスポンサーも務めるなど反ヘイト市民のひんしゅくを買っている。清水氏は先見の明があったってことだな(?)。

 

 持ち時間残り3分のあたりで、ついに清水氏はバナナの叩き売りの口上を披露。言い回しの流暢さもさることながら、やはり私は映画「男はつらいよ」の主人公・車寅次郎のことを思い出した次第だ。

 寅さんは新作のたびにルーティンワークである叩き売りを見せていたが、彼の真骨頂はやはりマドンナとの交流であろう。寅さんは毎回毎回マドンナに一目ぼれしながらも、そのマドンナのために私情を犠牲にして尽くす。恋のキューピッド役を買って出るとか。

 自身は決して報われることはなし。顔で笑って心で泣いて…を毎回の映画で体現してきたのが寅さんだが、私はその寅さんの姿が日本共産党とダブって見えて仕方がない。

 日本共産党に集う人々は、ただ目の前にいる苦しむ人々のために力を尽くす。選挙での票が欲しいとか、そんな私利私欲を抜きにしてね。だからバナナの叩き売りを特技とする清水氏が、共産党に入党するのは歴史の必然だったとは言いすぎですかそうですか。

 

 とまれ、衆院議員時代はカジノ反対の論戦で注目された清水氏。国会に復帰後は、歯切れのよい言い回しで再び安倍首相を追い込んでくれるであろう。今から国会質問の中継が楽しみである。

 あと余談だが、清水さんて遠目で見るとチョコレートプラネット長田に似ているなw 背の高さや肩幅はだいぶ違うけど。

中村雅俊「心の色」ザ・ベストテン1位映像

 新たなカテゴリー「音楽」を設置した。その1発目の記事。

 前にSNSで書いたことあるかもしれんが、実は私はカラオケ好きの人間であるw レパートリーと称する曲はそこそこあるが、その中でも新しいのが中村雅俊「心の色」だ。

 曲自体は、ご想像の通りかなり古い。私が小学校低学年の時代に放送したドラマ「われら動物家族」(TBS系)の主題歌である。放送当初は挿入歌だったが、人気のために主題歌まで押し上がったという逸話もある。ちなみにもともとの主題歌を担当したのは「メモリーグラス」の堀江淳

 

 「心の色」はロングヒットを記録し、あの長寿音楽番組「ザ・ベストテン」(TBS系)でついに1位を獲得。その映像はこちらである。

 

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 いやあ、聴き直すと名曲ですわ。静かなAメロBメロを経て、サビの高揚感よ。

 そのサビに乗っかる歌詞も「君は春を行け」「熱い今日を生きて夏を行け」だからね。実直なキャラクターで多くのドラマの主演を務めてきた中村に、まるで自分の背中を押してもらったような気分になる。勇気の出る、今ふうに言えば「アガる」曲の最たるものだと思う。

 

 この「心の色」が初のベストテン1位を獲得した回、中村は「われら動物家族」でなく、既に次作ドラマ「ふれあいの歌」(TBS系)の収録中。「われらー」およびベストテンと同じTBS系とあって、ロケ現場からの生歌唱となった。

 番組からプレゼントされた下駄を履き(寒そうw)、歌う中村。サビのリズムに合わせて、名優宇津井健が肩を揺らしてノリノリの姿を見せる。これだけでお宝映像ですわw

 何のアナウンスもなかった表彰台の登場(その1位部分に立って中村が歌う)、満月のアップ、さらには下駄の裏側の印字(放送日を明記)のアップと演出もカメラワークも冴えている。今の若い人が見たら「何これ」と首をひねるだろうが、まさに「これぞベストテン」と言えるエッセンスが「心の色」初1位の映像には詰まっている。

 

 ここからは全くの余談。中村の妻が、映画の共演をなれそめとする五十嵐淳子であることは有名だが、私が彼女の存在を知ったのは中学生の頃だ。

 当時、五十嵐は芸能界復帰間もない時期で、化粧品のCMに出ていた。そのCMを見た私は「芸能界にはこんな美人がいたのか」と衝撃を受けた。後で彼女が当時30歳代半ばであり(20歳代と思っていた)、さらに中村の妻であると知って二重三重に驚いたのはいい思い出であるw

「爆笑オンエアバトル2019」オンエア予想の答え合わせ

 先日やってみた「爆笑オンエアバトル2019」のオンエア、オフエアの予想の答え合わせをしてみる。私の予想はこの記事に書いたが、キロバトル(KB)を抜き出してみると以下の通り。

★オンエア

東京ホテイソン 489

ヤーレンズ   465

空気階段    453

かが屋     409

ザ・マミィ   393

オフエア

ファイヤーサンダー 385

ネイビーズアフロ  357

宮下草薙      313

キャメロン     249

ヒコロヒー     225

 

 そして実際の放送では、このような結果に。

★オンエア

空気階段 541
ザ・マミィ 533
ファイヤーサンダー 517
宮下草薙 513
東京ホテイソン 509

オフエア

ヒコロヒー 481
キャメロン 393
ヤーレンズ 373
ネイビーズアフロ 349
かが屋   309

 

 いやあ、ある意味全外しですわw 一般視聴者でなく、100人のオンエア経験芸人審査員ということで得点傾向は少し変わるかなとは思っていたが、まさかオンエア組が全部オーバー500とはね。そんな中でネイビーズアフロ(予想357KB実際349KB)、東京ホテイソン(予想493KB実際509KB)と誤差が少なかったのは自分を褒めてやりたいw

 

 481KBという好成績を収めながらも次点でオンエアを逃した松竹芸能所属の女性芸人、ヒコロヒーがブログで報告している。やはりと言えばそうなのだが、あのスタジオに立った10組は結構なオーディションで絞られていたもよう。ヒコロヒーいわく、かなり名の通った芸人たちが参加していたようだから、昨今のネタ番組でよく見かける若手は軒並み出ていたのかも…と想像する。

 惜しくもオンエアはならなかったヒコロヒーだが、ブログでは出場の報が届いたときの喜び、打ち上げでの作家とのやりとりなど舞台裏のエピソードを交えて「オンバト」、ひいては芸人としての生きざまや方向性を熱く語っている。この記事を読んだだけでも、NHKは今回「一夜限り」としてオンバトを復活させたかいがあったというものであろう。

 

 twitterを眺めていると「ぜひオンバトの再レギュラー化を」との声がちょくちょく出ている。もし実現したら、現在テレビのない生活を送っている私は少し困るw

 ただザ・マミィの酒井みたくオンバトを見て育った、芸人を志した世代がしのぎを削る「新オンバト」を見たくないと言ったらそれはウソになる。てわけで、自分が何をするというわけでもないけど、もし再び番組がレギュラー化したら祝福したいと思います。うーむ、ジレンマあるわー。

復活!!「爆笑オンエアバトル2019」のオンエアを予想する

 このニュースに沸き立ったお笑い好きは非常に多いだろう。私もその一人だ。

 あのNHK爆笑オンエアバトル」が復活特番を24日に放送する。しかも番組は2部構成で、番組初期を支えた芸人たちの懐かしトークとともに「10組の芸人がオンエアをかけて勝負する」という、あの緊張感あふれるフォーマットまで復活させるのだから驚かされた。

mantan-web.jp

まんたんウェブのニュースから)

 

 ただし、審査するのは以前のような一般人100人ではなく、かつて番組でオンエア経験のある芸人100人とのこと。リアルタイムで番組を楽しんだ者からすれば、この措置が残念でないと言えばウソになるが、一夜限りの復活となると制約もあろう。まあ2014年まで準決勝敗退芸人が審査していた初期のキングオブコントもあわせて復活したと考えれば、お得感は維持できるか。

 

 さて、よみがえった爆笑オンエアバトルに臨む10組は以下の通りである。

かが屋
キャメロン
空気階段
ザ・マミィ
東京ホテイソン
ネイビーズアフロ
ヒコロヒー
ファイヤーサンダー
宮下草薙
ヤ―レンズ

(五十音順)

 

 いやあ、既にネットで「オンバト新年度1回目にそろいそうなメンツ」と指摘されていたが、確かにお笑い好きを名乗る人にとっては豪華な顔ぶれと言える。出場者のSNSを少し調べてみると、懐かしトークとは違ってこちらのパートは未収録のもよう。ならばと少し頭を動かして「復活オンバト」のオンエア・オフエアおよびキロバトル(KB)数を予想してみた。

 

★オンエア

東京ホテイソン 489

ヤーレンズ   465

空気階段    453

かが屋     409

ザ・マミィ   393

 

オフエア

ファイヤーサンダー 385

ネイビーズアフロ  357

宮下草薙      313

キャメロン     249

ヒコロヒー     225

 

 どうだろう。オンバトはくじ引きで決める順番に結果が左右されるケースも多いので、何の情報もない状態で当落を予想するのは滑稽だとは分かってはいるけど。

 オンバトは漫才勢がキロバトルを稼ぐイメージがあるので、新M-1で準決勝入りの実績がある東京ホテイソン、「にちようチャップリン」で実績のあるヤーレンズがワンツーを決めると予想してみた。そしてキングオブコントで準決勝経験のある空気階段かが屋のコント勢が当選圏内に。最後の1枠は過去のオンエアバトルとの「癒着」がうわさされたw人力舎所属のザ・マミィが(うわさの真偽は別として)滑り込むとみた。

 次点はファイヤーサンダー。ホワイトボードを駆使した斬新な刑事コントでABCお笑いグランプリを制したキャリアを有する彼らだが、別のコンテストで優勝を決めたネタをオンバトでもかけるとは考えにくい。ファイヤーサンダーには悪いが「知名度や実績はあってもオンバトで敗れ去ってしまう枠」に収まりそうな気がするw

 まあ過去の視聴者審査と違って芸人が審査員をやる点が、どう作用するかだなあ。100人もいるわけだから、なんだかんだで視聴者との感覚の乖離(かいり)はそんなに違和感を覚えない程度だとは思うのだけど。

 なんにせよ、放送日が待ち遠しい。さらに、今回の復活特番が好評となって再びオンバトがレギュラー化すればこんなにうれしいことはない。あ、そうなった場合は視聴者審査の復活でお願いしますw

R-1ぐらんぷり2019敗者復活予想!

 拙ブログのアクセス解析ページをつらつら眺めていると、結構上位に来ている過去記事の一つが前年の「R-1ぐらんぷり2018」の敗者復活予想である。

 そんなわけで、今年もいっちょう敗者復活予想をしてみたい。まず敗者復活戦に出場するピン芸人は、以下の20人である。敬称略。太字表記はファイナリスト経験者。

 

石出奈々子

大谷健太

岡野陽一

お見送り芸人しんいち

かみじょうたけし

キャプテン渡辺

近藤岳登

紺野ぶるま

スーパーマラドーナ田中

霜降り明星せいや

たかのピエロ

田津原理音

チョコレートプラネット長田

寺田寛明

読点
流れ星ちゅうえい

街裏ぴんく

マツモトクラブ

モグライダー

4000年に一度咲く金指

 

 前回敗者復活戦は1位マツモトクラブ、2位は霜降り明星せいやだった。今年もこの2人が敗者復活に名乗りを挙げ、かつ紺野ぶるまチョコプラ長田と言った前回ストレートで決勝に上がった強豪も参戦している。

 それを踏まえた上で、私は以下のように敗者復活1位(決勝Cブロックのトリ)、同2位(決勝Bブロックのトリ)を予想してみた。

 

1位 霜降り明星せいや

2位 街裏ぴんく

 

 1位予想には昨年のM-1チャンピオン、霜降り明星せいやを挙げた。前回も敗者復活を2位で勝ち上がったせいやだが、漫才日本一の栄冠を得てあのトリッキーな動きボケが世間に浸透。客受けも視聴者受けも期待できる出場者ということで、敗者復活の1位キップを手にするのではないかと私はみている。予想が当たれば、2年連続で霜降り明星はコンビでR-1決勝そろい踏みとなる。

 2位は少々冒険したと自分でも思うが、胡散臭い漫談を身上とする街裏ぴんくが滑り込むと予想した。私は彼の漫談をダウンタウンガキの使いの「山ー1」で一度見たきりなのだが、人を食ったような強烈な印象がある。当たり外れはありそうだが、当たるとデカいて感じで。ただ敗者復活の出場順で街裏はトップバッターらしい。賞レースでムチャムチャ不利な順番だが、ここで大爆笑をかっさらえば追い風となるだろう。

 

 前回ファイナルに進出したマツクラと紺野およびチョコプラ長田は予想から外した。人によってはこの3人のいずれかを敗者復活のワンツーに推すだろう。4年連続決勝行きのマツクラは特に鉄板な位置づけで。

 ただマツクラも初の決勝行ってからもう5年目だからね。実力はとうに知られているが、どうしても見る側に「マツクラ以外でよくね?」てな雰囲気が出てもおかしくはないと思う。よって今回は彼を外してみた。

 準決勝で大爆笑をさらったというキャプテン渡辺、めでたく子どもが誕生した流れ星ちゅうえい、コンビ「巨匠」時代にキングオブコント決勝2回行きの経験を持つ岡野なども候補に頭をよぎったが、最終的にせいや街裏ぴんくを推すことにした。当たるも八卦、当たらぬも八卦と言う。この予想がどうなるか、決勝当日を楽しみにしたい。